『売れる美容師』になるために本当に必要なことは?
2020/06/15
いま、美容室は全国で24万件あると言われています。
これはコンビニの4倍以上もの数になることはご存じですか?
この店舗増加と競争激化の中、美容室では売上を伸ばす様々な取り組みを行っています。
「売上=客数×客単価」というロジックに沿って、いろいろな販売促進や新メニューなどに力を入れています。
しかし、突き詰めれば
売上とは「お客様1人1人の評価の集合体」であり、
一番大切なのは「美容師がお客様と仲良くなる」ことなのです。
では、仲良くなるためにはどうすればいいのでしょう?
そのキーワードは「共通項目」です。
▇ お客様と仲良くなる最大のポイント
人は「共通項目」がある人とより強い親近感を感じます。
あなたも、初対面の人と話したとき、好きなアーティストや趣味、出身地が「同じだ!」と分かったとたんに、親近感を感じ始めたことはありませんか?これは心理学的にみても正しいです。
これだけたくさんの美容室がある中、基本的な技術力は当たり前として、
今の美容師に必要なのは、この「共通項目」を見つけることであり、そのための「努力」です。
例えば、お客様の趣向に合わせて、自分が普段見ないジャンルのテレビ番組も見ないといけません。
マツコ系や朝ドラも見ないといけないのです。
極端な話し、美容室を「お客様と仲良くなる場所」ととらえれるか?
そして、自分が好きとかキライではなく
「お客様に必要か、不必要か?」で行動できるかが大事なのです。
▇ 4回目からは「人間性」
お客様は、ご来店1回目~3回目の段階では美容師に対して技術的な力量をみます。
この段階では、上手にヘアスタイルがつくれるかが大事。
まずここをクリアしないといけないのですが、次ぎにみられるのは「人」の部分。
4回目あたりから「人間性」を評価されてきます。
なので、上記でお伝えした努力が必要になってくるのですが、ココを認めてもらえると、美容師とお客様が「人」の部分でつながり、長く良い関係が続く「ロイヤルカスタマー(優良顧客)」になってもらえるのです。
技術練習もそうですが、一人前に成長するためには
「好きでなくてもやらないといけないこと」が必ずあります。
そして、人生は投げたものしか帰って来ません。
新しい就職先を探すにあたって、このように自分を律して努力していくことも、良い美容師になるために忘れないでください。
また、就職先にはそういったスタッフの努力をしっかり認めてくれて、全力で応援してくれる美容室を選んでほしいと思います。
今回お伝えしたような、スタッフ育成に健全な考え方を持ち、その上で
「社会保険完備」「完全週休2日制」は当然として、
さらに「月1回、有給休暇を活用して3連休が取れる」「年2回のボーナス支給」など、
他の美容室が驚くほどの働く環境の充実に努めている美容室があります。ぜひチェックしてください↓↓
<情報提供元サロン>
「Canaria(カナリア)」
株式会社ワンダフルライフ
競争に負けず、長くファンをつくっていける。
そんな幸せな美容師が一人でも多く増えることを願っています。
(文/なびきゅう事務局・つかたん)
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